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自分の映画鑑賞という趣味においての変なこだわりに「まず観ないだろうという映画も、ちょっとでも気になったらチェックする」というのがありまして、今回の『セカンドバージン』はまさにそのこだわりにあたります。「NHKでなんだか去年話題になった程度」の知識で、公開二日目となった渋谷シネパレスで観てきました。


感想よりもなによりも、公開二日目でだいぶ寂しい客入りだったような。あと、熟年的な人ばっかりだったような。そこにまずは拍子抜け。てっきり、鈴木京香と同じ年代の人がわっさりいるかと思いきやそうではなくというのがね。

さて、映画の感想なんですが、申し訳ない、とにかく退屈だった。。。なんですかね、全然ストーリーが前に進まないんですよ。回想シーンばっかり。いや、回想でもストーリーが転がっていけばまだしも、つきつけられた現状の裏付け程度にしか、シーンがめくれていかないのはどうしたものか。本当は横軸に深田恭子ががっつり絡むはずなんでしょうか、これがまーおまけ以上以下でもなかった。

ドラマ放送時には描かれなかった衝撃の真実を、マレーシアの首都クアラルンプールを舞台に新たに描く。」ってあるんだけど、描かれなかったというか、単に簡潔に済ましていた部分をぶわっと膨らましただけでしかなかったんじゃないかな。。。Wikipediaにのってるシナリオとか観るとさぁ。同じ記事に「6月初旬にクランクイン、マレーシア及び関東近郊での撮影を経て7月中旬にクランクアップ予定。9月23日(金・祝)より全国で公開される。」ってあるとおり、いやそのシーンのバリエーションも薄くてさ。NHKの1時間スペシャルでよかったんでは・・・と思っちゃった。別にマレーシアの映像美があるわけでもないし。そもそも予告編のyoutubeに最後のカットが入っているのはどういうことなんだ、とw。いや、ホントなんか淡々とした映像が続いちゃうのよ。。。

映画ならではの過激シーンとかあるならともかく、あれが過激かと言われば、まだ2,3回観たいから感想書いてないけど、劇場版『モテキ』の麻生久美子のほうがよっぽど過激だよ!と思ったし。いやまぁ、なんか、当該番組のファン向け映画ってわりきればいいのかもしれないけど(実際そっちのほうがウエイト高そうだ)、でもさーだったらさー、その男主人公役は、悲しいかな、最初から最後まで包帯ぐるぐるですよ。去年の「サヨナライツカ」だったら、無駄に西島秀俊が脱ぎまくりましたよ。そういうのもあまりないし。熟年女子は満足しないでしょう。マレーシアの観光局がついてお金出たから映画にしてみました!と勘ぐりたくもなりました。

んじゃ、ストーリーの骨子である不倫どーだらはというと、これも特に劇中なし。意識の過程もなにもなし。NHKのドラマパートでさんざんやったからいいんだろうという判断かもだけど、映画でも少しは語らないとその、あの、、みたいな。心情的に泣かせるポイントはいくつかありますが、それ不倫どーだら関係なくね? ばっかりでなぁ。これでは泣くに泣けないのでは。

映画としては、ごめんなさい、個人的にはあまりナイと感じました。ファン向け映像特典・・・と考えてもなぁ。。。久々にちょっと厳しいのを観てしまいました。