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テアトル新宿にて。結論からいうとオススメです!
水野美紀が脱いだとかどうでもいい話で。ホントに。終始セックスばっかりしてますが、性的な意味で全くR-18な意味がないですな。やらしくないもの。意図的にやらしいのはあるけど、本筋でもなんでもないし。とにかく、今まで観た映画でNo.1に怖かった。なにが怖いって、女性の恋に至る心理。

なんかあっちこっちのインタビューで園子温監督がしゃべってるんで、そっち読んで的な気もしなくもないですが、徹頭徹尾、女性を描いてます。男性は全てステレオタイプの置物。現実としての「愛」も、虚構としての「恋」も「存在する」刑事演じる水野美紀、現実としての「愛」に疑問を抱き、虚構としての「恋」に溺れる主婦を演じる神楽坂恵、そして現実としての「愛」はすでに壊れていて、虚構としての「恋」に生きたが故の悲劇となる大学教授演ずる冨樫真。この三者三様をあますことなく堪能できる作品です。堪能できて楽しいかどうかはまた別ですが。

で、一番、この映画の素晴らしく、かつ、自分が嫌なのは「愛の罪」というタイトルじゃないこと。「恋の罪」であること。上記、「愛」と「恋」を対比で書きましたが、こういう対比は知ってるし、そうだとも思える上での(思ってもないけど)後ろめたさを突きつけられるところが、とにかく嫌で素晴らしい。監督のインタビューにもあったんだけど、「愛」はLOVEだし、「恋」はROMANCE。ロマンスこそが衝動、か。ひえー。

えーと、カップルで観るべき映画ではないことだけは間違いない。ただ、映画好きなら観ないこと自体がアウトな映画であることも間違いない。女子の本音の感想を一番聞きたくない映画かもなぁ。聞きたいけど。